足首の歪みは膝をグラつかす→膝痛に注意!

こんにちは。じおんじ整骨院の若林です。

今年も暖冬ですが朝夜は冬らしく寒く、寒暖差が激しい日々です。関節のふしぶしが痛くなる人が多くなる時期ですね。
じおんじ整骨院でも今、特に膝痛の人が多く来院されています。膝痛というと一般的に病院などで関節軟骨のすり減りが原因といわれ、そう理解している人が多いのではないでしょうか(実際、他にも原因はあります)。

それは膝痛の大きな原因の一つですが結果であって、そもそも根本的原因を取り除く必要があります。

膝関節軟骨のすり減りの根本的原因とは?

関節軟骨のすり減りに対する対処法は、いかに関節軟骨への負担を軽減させるかです。
まず一つは体重(身体に対する体重の割合が多い)です。体重が減れば当然膝への負担も減ります。栄養管理と適度な運動を心掛けましょう(無理せず行いましょう)。

そしてもう一つ、人は立ち歩く生き物ですので、どれだけ膝に負担をかけず立ち歩けるかが重要になってきます。つまり立ち方・歩き方が修正できれば膝痛は減少されます。

その中でも今回は、足首の歪みによる足首のブレが膝(膝関節軟骨)に及ぼす影響について説明します。

足首のブレから膝のブレに→膝関節軟骨のすり減り増!

足は踵の骨が外側によっている構造上、立つ(体重=重力をかける)と歪みやすくなっています。ですので、少しの不注意でますます歪みます。

図①
こちらは正常な状態です

図②
立って体重がかかると
足首はこのように歪みます…

歩く時の事を想像して下さい。地面から足が浮いている時の足首は正常位置(図①の状態)で、地面に着いた時は体重がかかるので歪む状態(図➁の状態)を繰り返します(図①→➁を繰り返す)。

つまり立って歩けば歩くほど、足首は左右に揺れ動く(ブレ)。

足首がブレれば、当然に上にある膝関節もブレます。更に歩く事で推進力が働くため、ブレと共に膝に捻じれがうまれ関節面の膝関節軟骨がすり減ります

他人事の様に思われるかもしれませんが足首に歪みがある人はかなり多くいますので、膝痛の原因にもなる足首の歪みには注意が必要です。

足首の歪みの予防には、自分の足首の歪みを頭で理解する・足に合った靴選び・内外くるぶしを結んだ中心で立つ・進行方向に足中指を向けて歩くなどあります。当院でも歩き方や靴選びの指導をさせていただいております。お気軽にご相談ください。

足のブレには オーダーメイドインソール!

足首のブレをおさえるのに重要なのは、足裏が安定して立てる事です。

そこで、最も適しているのは『フットマスターのオーダーメイドインソールです!

私たちフットマスターのインソールは 足関節に荷重をかけない状態(寝た状態)で、石膏で足型を取り作成するため、踵と拇趾球と小趾球の3点で平行に立つ事ができます。

この『オーダーメイドインソール』を履く事で足裏の空間が安定し、更にバランスポイント(内外くるぶしを結んだ中心)で立つ事でまっすぐ立って、足のブレを抑える事ができます。

足首の歪みは膝のブレにつながり、膝関節軟骨のすり減りという膝痛の大きな原因の一つとなります。このブレは微小なものですが繰り返される事で、膝が大変な状態におちいるかもしれません。

膝を守るためにも、足首の状態(歪み)をご本人が知っておく必要があるのではないでしょうか。

足首の状態・膝痛(膝の施術方法)・オーダーメイドインソールなど、気になることやご興味がありましたら ぜひご相談ください。

また、フットマスターサイトでのブログでも記事を寄稿しておりますので、よろしければご覧ください。
>>フットマスター記事

じおんじ整骨院
院長 若林 政義

関連記事